にゃんこままの部屋

その時々に感じたことを、日記風につづります。

荒川静香さんCOI前半を終えて

2006-07-10 15:43:08 | フィギュアスケート 他スポーツ
荒川さんがアメリカのダラスで、COIの前半を終えました。
6月8日付けの荒川さん直筆の手記にダラスでの様子が記されています。

バスで数時間かけての移動ということで、お疲れがでないように祈るばかりですが、一緒に出演した選手の人たちともうちとけて、オフはみんなと楽しそうな静香さんのようすも、静香さんが直にファンの人たちにも語られてよかったなと思います。

いったん帰国して、パリコレのファッションショーに出演、PIW2006、DOI2006に出演と大忙しの静香さん。
アメリカにいるときの方が自由になれたり、人の目を気にしなくてもよかったり、じっくり考えたり出来る時間があったかもね。

アメリカでの後半もスケジュールはもっときつくなるみたいだけれど、
「こうして前半戦が終了したわけですが、また次のツアーに向けて、私はもっともっとパワーつけてがんばりまっせ!ショーではまだまだ新人。来年そこで滑る時まで覚えていてもらえるような演技目指して、1回1回大切にやっていきたいですけど。」
と語る静香さんの謙虚な言葉!

えらいですね!

それにしても関西弁がでていますが、お客様在ってのお仕事ですものね。
根性でもって頑張って下さい!
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文月

2006-07-10 11:22:06 | 日常 雑感
七月も、もう十日を過ぎました。
まだ梅雨は明けませんが、近所の幼稚園や小学校の子達は、七夕の飾りを学校からもって帰って来て、玄関や、庭先、マンションのベランダにくくりつけています。
可愛いお願い事に混じって、「字が上手になりますように。」と書道の上達を願う短冊もみられました。

七夕本来は、裁縫の上達を願う行事であったとされています。
日本古来あちこちにある棚機女の伝承に、中国から伝わった「織姫・彦星」の話が混ざり合って、棚機→七夕になったのだろうとされています。

裁縫の上達から、しだいに書道の上達や、習い事、学習向上まで、お願い事の意味合いが幅を持たせていったのでしょう。

願い事に混じって、俳句や、和歌も書かれていました。歌詠みの上達も願ってのことなのでしょうか。
最近は小学校の先生の趣向もあってか、高学年にもなると、児童に俳歌を詠ませたり、百人一首大会をしてクラスの親睦を深める等知的な工夫がされているようです。

それにつられてではないけれど、私も一句詠んでみたいと思います。

父の日に 墓前にそえる 鉄線の花

父が亡くなった日は、毎年6月の父の日(第二日曜日)に近いので、実家は遠いのですが行ける年は、命日にちなんで、お墓参りをしていました。
それが出来ない年は、お中元を命日に間に合うように贈っています。
それを母にお仏壇に備えて貰っています。

ここで、百人一首から この頃の季節を読んだ和歌を上げてみたいと思います。

夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを
 雲のいづこに 月やどるらむ

    清原深養父(生没年不明)
      
清少納言の父清原元輔のおじいさん。
     優れた歌人で、なぜ、三十六歌仙にはいっていないのか不思議です。としをとってからは、京都大原の近くに補蛇落寺というお寺を建てて住みました。

 ある夏の夜、深養父は妻と二人でお月見をしました。月が綺麗と愛でている間にいつのまにか東の空が白々として明るくなってきました。
深養父は「夏の夜は本当に短いのだな。ではこれを歌にしよう。」
と思い、読んだ歌です。

 まだ宵だと思っているうちに、短い夏の夜は、もう明けてしまった。こんなに早く夜が明けたのでは、月も西の山までいきつけないだろうに、一体雲のどのあたりに宿っているのだろうか。
コメント (14)
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